鼻垢の話


 顔の前に飛び出しているのが鼻である。個々は呼吸のときの空気の出し入れ口である。ところが、空気で無いものも出てくる事がある。今日はこの後の話をしたいとおもいます。

 子供といわず、大人でも、指を鼻の孔に突っ込んで、あー、汚い、(鼻垢を取っている!)と言う事を見うけられるのでは?このようなことをなさるのは、慢性の鼻炎をお持ちの方が多いと思います。時には教養を身に付けておられると思われる方もありますよね!何故!あんな事をなさるかというと、あれは癖と思われるかもしれませんが、決
して癖でなく、一種の病気なんです。

 鼻を拭いたとき、大半は、外え噴出されますが、幾等かは鼻の粘膜に残っているのです。いや、くっついていると言ったほうが正しいかも?それがだんだんに乾燥してまいりますと、鼻汁がくっついているのが小さくなり粘膜を引っ張ってくるのです。その時が気持ちが悪くなり、指を突っ込んで取りたくなるのです。

 これをしてはいけないのです。何故なら、その時、弱っている粘膜の表面細胞をもぎ取っているのです。まー、快復しかけている粘膜にダメージをあたえているのです。ようするに、快復と悪化を繰り返しているのです。 ですから快復しないのです。これはこのままおいておけば自然に剥脱していくのです。我慢して、それを待つ事でしょう!鼻をすっきりしましょう!