せんぬけ（都城盆地植物愛好会機関誌） 内　容：都城植物愛好会機関誌 発行者：都城植物愛好会 発　行：１９９８年１月２０日 価　格：１０００円 頁　数：１２０頁 問合せ：都城植物愛好会（０９８６−２２−０２３９） 「巻頭言」より 　本会の結成は昭和４７年の７月で、目的とするところは会則の第３条にあります通り、市郡及び霧島山系を中心とする植物相を明らかにすると共に、祖先の遺した貴重な植物の調査と保存、植物に関する民俗、民話の収集、会員相互の植物に関する知識の普及を図り、理科教育の振興と植物学の進歩に貢献することでありました。 　会員のたゆまない調査、記録によって、都城盆地及びその周辺の植物相も随分と明らかになり、それは機関誌にも記録されていますが、これも特に、小倉・西・浜畑の三先生（共に本会会員で高校教諭）の献身的な調査の賜物であり、感謝に堪えないところですが、特にそれは都城盆地の植物図鑑として結実し、三年近い前に発行出来て、多年の念願が叶えられたことは、一大快哉事でありました。図鑑は好評を博して月内に売り切れたし、更に調査執筆に当られた先生方は、自費を以って増補改訂版を出したい意向でありますので、本件は９年４月の総会で承認されたところです。 　更に又、平成９年７月で本会は創立以来２５周年、即ち四半世紀を迎えることになって、機関誌「千抜」も記念特集号を出版することになって、これ又ご同慶至極であり、３号雑誌の汚名は我等の辞書には見出し得ません。あれもこれも皆、会員一同の一致結束の賜物であり、誠に感謝にたえません。 　又、城崎先生のご熱意によって、真冬以外毎月花の部会が開催されて喜ばれていて、会の発展にもつながり、折田局長の御苦労や、先生方の案内で各地の植物見学が出来ることも有り難いことです。 　　　　　　　　＜後略＞ 　 　 　 　　Copyright(c)1998, BONCHI-NET Phone:0986-22-8598