平成15年度通常総会

2004.3.11 16:00-17:30 特別講演
17:40-18:30 通常総会
18:30-20:30 懇親会
場所:メインホテル
演題:「霧島火山とテラフと土壌」
講師:学術博士 井上弦先生
    (宮崎大学農学部土壌学研究室)

市役所職員も多数参加していただきました

第4紀(約170万年前から現在まで)の南九州の火山活動や、テラフ(火山灰や軽石など火山噴出物)の話、土がどうしてできるか、土と土壌の違い、日本に多い「黒ぼく土」は世界的にはめずらしい土壌であることなど興味深い講演でした。
御池は約4600年前噴火し、その時噴出した軽石が山田町のボラとなった。庄内あたりに多いシラスは約28000年前の姶良Tnテラフと呼ばれるものである。その時の噴出量は450立方キロメートルと莫大な量で、関東や東北まで降り注いだ。
都城ワイナリーの土壌調査を行なった。黒ぼく土のB層に植えてみるとか、いろいろな土壌を試してみると良いのでは。

代表幹事よりお礼

平成15年度通常総会。開会の辞

亀井会長あいさつ。産官学の連携が言われているなかで、高専と霧島工業クラブのいくつかの事例が進行中であることは喜ばしい。他の高専などからも問い合わせがきている。これからも高専のノウハウをすべて提供していく。

来賓あいさつ。都城市工業振興課倉吉補佐

議長を花木社長にして頂きました

議事進行中

役員改選で代表幹事に再任された窪田社長のあいさつ。昨年霧島工業クラブに対する取材申込みが35件あった。各プロジェクトの進行状況は現在PDCAのDダッシュくらいだが、任期中にCAまでをやらせて頂く。

渡部教授の閉会の辞。今年度印象に残った言葉として
 夢なきところに目標なし
 目標なきところに計画なし
 計画なきところに実践なし
 実践なきところに成果なし