MMPプロジェクト11月ミーティング

2004.11.24

場所:きりしま茶屋都北店


 第6回目となる11月度のMMP(みやこんじょ土産プロジェクト)が開催されました。小薮教授のアイディアの中に五色麺というのがありましたが、すでに開発をされている業者さんがあるということで今回は試食となりました。開発されたのは大峯麺さんで大峯社長にいろいろなお話を伺い、また意見交換をすることができました。
 大峯麺では昔はソーメンの製造もしていた。現在は島原や四国のソーメンが主流になったが、その製法では他の材料を練りこむのは難しいのではないか。またソーメンは食欲のない夏に食べるが、もっと栄養価を高めることができないか。鍋に入れても煮崩れないソーメンはできないか、などのことから製造を始められたそうです。できるだけ地元の素材をという考えで、つなぎは地元産の鶏の卵を使用、練りこむ素材も赤唐辛子、カボチャ、ムラサキ芋、ゴーヤ、ゆずなど都城盆地で取れるものばかり。またポリフェノールなど機能性の高い成分を含む食材にこだわっておられます。
 見た目はカラフルで非常にきれいです。またソーメン=束ねてあるというイメージと違い、即席めんのような形状でした。鍋に入れて待つこと1〜2分で食べることができます。ちょっと腰があり、しばらくすると素材の甘みや辛味、風味が出てきます。また長く煮ても柔らかくなっても煮崩れることはありませんでした。なかなか良いと思いました。もちろん冷やソーメンでもおいしかったです。
 意見交換ではカップソーメンのようなものはできないか、牟田町で試食させ口コミで広げたらどうか、原材料のうち小麦粉だけが他県産(筑紫地方)だが都城でできないか、機能性食品に関しては足立先生はじめ宮大や九州沖縄農業研究センターのネットワークが使えるのではないかなどいろいろな意見が出ました。

出席者:小薮教授、渡部教授、堀之内さん、草野事務局長、朝倉


正面が大峯社長

黄色がかぼちゃ、紫色がムラサキ芋、赤が唐辛子などカラフルです。

鍋に入れて待つほどのこともなくすぐ食べられます。かぼちゃの黄色が鮮やか。

このパッケージですでに店頭で販売中

おみやげ用にはこんな感じで