延岡地区先進企業視察研修

2007.9.27-28

場所:延岡市鉄工団地他


延岡地区の企業訪問を実施しました。霧島工業クラブ会員6名と都城市工業振興課2名で下記訪問先を回りました。きっかけは宮崎日日新聞に掲載された「鉄工団地ルネサンス」という記事です。旭化成の下請け企業が中心の街で、技術力を高め創意工夫を凝らし下請の比率を下げて頑張っている企業が紹介されておりました。延岡市工業振興課を通じ依頼したところ、快くお引き受け頂き企業訪問が実現しました。
また延岡市飯干商工部長様はじめ工業振興課の皆様には「延岡市工業振興ビジョン」の説明や企業訪問への同行、夜の懇親交流会までお付き合いいただきましてまことにありがとうございました。
5社訪問させていただきましたが、どの企業もお忙しい中、丁寧に説明や工場見学をさせて頂きまことにありがとうございました。全体的な感想としては鉄工団地に企業が集積し、いろいろな面で協力し合っておられること、旭化成の仕事を通じて得た技術力を活かして、新しい分野に挑戦されていることに感銘しました。霧島工業クラブ会員企業ともいろいろな面で連携できるのではないかと感じました。今度は都城にも来て頂くようお願いしておきましたのでお楽しみに。
詳細報告を希望の方は事務局にご連絡ください。

日時:平成19年9月27日〜28日

視察先:
 9月27日
  @ 延岡市中小企業新興センター(延岡市工業振興ビジョン概要説明)
  A (株)昭和
  B ミツワハガネ(株)
  C 交流会(リバーピア)
 9月28日
  D 森山工業(株)
  E (株)修電舎
  F 吉玉精鍍(株)


延岡市中小企業振興センターにおいて、「延岡市工業振興ビジョン」の説明を受ける。たっておられる方が飯干商工部長。

鉄工団地内の(株)昭和を訪問

黒木社長

女性が多いです。(株)昭和精機にて

7:30〜18:00のシフト勤務制だそうです

手力雄命(タヂカラオノミコト)の像を作ったときの型がありました。(株)昭和精機

ミツワハガネ(株)を訪問

甲斐専務(左)と黒田加工部工場長

エアバスの部品を作っておられました

精密機械加工部

延岡鐵工団地協働組合

森山工業(株)を訪問

森山専務

チタン溶接をしたプラント用パイプ

手前からアルゴンガスでパイプの中をシールドし無酸素状態にして溶接する

アルゴンガスはここから工場内に供給

今年アブレシブジェットカッターを導入。水に研磨剤を添加して水圧で切断。材料は金属以外もOK

(株)修電舎を訪問

一瀬社長

(株)エスディーエスで製造しているKANシステム(生ゴミなどをリサイクルし肥料にできる)の開発機

完成機

(株)修電舎の制御盤製造工場


製缶部門で塗装中

乾燥炉の大きなものもあります

吉玉精鍍(株)訪問、吉玉社長(左)

電子部品関係が70%と多いが金・銀・銅・錫・亜鉛などいろいろなめっきができる

電子部品のめっきが多い

奥が電子部品めっき工場

入り口には開業記念の碑がある。昭和29年開業当時の直流発電機が飾られている