「宮崎ひなた生活圏づくり」地域課題解決支援事業
事業計画書
1 事業の目的 庄内地区は、令和2年度4月時点の人口が7,563人3,628世帯、75歳以上の高齢化率34.5%(令和2年4月時点)となっており、地区中心部の庄内町では人口減少が続く一方で、市中心部に近い乙房町では人口増加が続いている。その中で平成22年に設立した庄内地区まちづくり協議会では、コミュニティバスの運行など、地域の活性化の取組に高い意欲で取り組んでいる。 同協議会では、令和元年度に県の事業に応募して「ひなたまちづくり応援シート」を活用した住民総ぐるみの地域ワークショップを実施した。ワークショップの中では、地区で行われていた既存の多世代交流イベントや都城高専と協働した取組を基に、「住民の交流の場所を作る」という取組を具体化したところ。 中でも、人口減少が進む「庄内町」と、人口が増加している「乙房町」の2地域において、「地域の核となる交流拠点」を整備し、双方連携しながら住民自らが持続的に交流拠点を運営することで、将来にわたって住みやすい環境を確保する。 具体的には、庄内地区まちづくり協議会が実施する庄内町での空き店舗を活用した交流拠点づくり、乙房町での交流拠点づくりに対し、補助金を交付する。
2 事業の概要 1年目は庄内町、2年目は乙房町において、各町の交流拠点となる施設を整備する。 (1)令和2年度 @庄内町における地区内の空き店舗を改装した交流拠点の整備 ・空き店舗の改修 ・必要な備品等(机、いす等)の購入 A乙房町における交流拠点整備に向けた検討会・勉強会等
(2)令和3年度 @庄内町における交流拠点を活用したプログラム等の実施(単独事業で実施予定) A乙房町における地区内の既存施設を活用した交流拠点の整備 ・施設の改修 ・必要な備品等の購入(調理器具、高齢者向け器具等) ・拠点を活用したイベント等の実施
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