12世紀の終わりごろになると,平氏と源氏は貴族をしのぐ勢いとなり,頼朝
が34才のときに,平氏をたおすために兵をあげたそうです。          
有名な壇ノ浦の戦いで,ついに平氏をほろぼしたと言われています。   
 
でも,実は平氏は全国各地の深い山奥に逃げこみ,私たちの宮崎県にも
その何人かがやってきたと言われています。その伝説を紹介します。    

鶴富姫の伝説

 今からおよそ800年前,壇ノ浦の戦いに敗れた平家の武士たちが,宮崎県
椎葉村ににげてきたそうです。しばらくは平和に暮らしていたそうですが,その
うち頼朝に知れてしまい,那須大八郎が平家をほろぼすためにやってきました。
 しかし,ひっそりと農耕をしながら暮らす平家の人々を見て,あわれに思い,
見逃してあげることにしました。そして,大八郎は椎葉村に住みつき,平家の人
たちと協力しながら暮らしたそうです。
 やがて鶴富姫と出会い,2人は恋をしたということです。でも,やがて頼朝から
都に帰ってくるように命令が下され,大八郎と姫との悲しい恋は終わったとのこ
とです。
 今でも椎葉村では,11月に「椎葉平家まつり」が盛大に行われるそうです。


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