先日の日曜日、天気の良さとあまりの暖かさに誘われて、ちょっと串間の山の方まで、春を探しに出かけてきた。
この紅梅は去年の春に、ハンズマンで買ってきて庭に植えたもの。早咲きだといううたい文句の通りもう七部咲き。なんとも艶やかな美しさ。でも、やはり庭の梅。 |
日溜まりの水たまりが騒がしかったのでのぞいてみたら、カエルがウロウロ。底の方にはカエルの卵。カエルは春に卵を産む。 こいつらもう冬眠から醒めたのか。それとも、冬眠もしないで春の来るのを待ってたのか。そうそう、春が来るのを待ちわびていたのはカエルも小生もかわりがない。それにしても、まだ二月。まだまだ寒い日もあるだろうに。気の早いやつだ。 でも、もっと気の早いやつは、おたまじゃくしになって泳いでた。やっぱりカエルの子はカエルだわぃ。 |
あちらこちらの有名な梅どころでは、もう五部咲きだとか七部咲きだとかのニュースもやってますが、名も知らない梅たちはやっとちらほら。 その梅たちは、昨夜の雨に濡れて。今朝、咲いたばかりの初々しさがたまらなく可憐ではないですか。この梅の木では、まだ二つ三つの花しかなかった。 |
山を少し下ると暖かいのか、たくさん咲いてる木を見つけた。もう、匂い立つ梅の香に気もそぞろ・・・・・。そんなこたぁねぇか。 マァ、こんなのもいいですなぁ。 |
今回の春探訪の最大の目的はこれ、蕗のとう。 あと一月もすれば、どこにでも見られるけれど、やはりこの時期には貴重であります。やっと見つけたのだもの。水があって、日当たりのいい土手の斜面に、いかにもこの春一番の緑は青々としていた。 昨日の朝のみそ汁と、晩飯のうどんの中に刻んで入れて喰ったら、やっぱり春の味がした。次回は、もっとたくさん採ってきてテンプラにして喰ってやろうと思っている。 |
旬の春も、とうが立つともう食えない。 こうなると旬ではなくなるという意味なのかな。ハハァ、なるほどね。古くなるとうまくない。よって、とうが立つ前に摘んで食え。
どうも話が不謹慎になりそうなので、今回はこれで終わりにしよう。
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