土曜の朝に串間のKawanoが現れて、明日の朝もやって来ると言うではないか。よしそれなら天気も上々、久しぶりにカヌーでも乗るかということに相成った。
日高女史に電話をしたら、冬の間はエサが捕れなかった魚のように、すぐに食いついてきた。
「やっと暖かくなったわねぇ。電話がくるのを待ってたのよぉ。日曜日はもう閑で閑で。でも、旦那はダメよ。いそがしいから。」
過労死寸前の旦那は日曜もお仕事。よって不参加。あとは、かにさんが参加。ほかに数人電話したけどみんな留守。
こちらは、かにさん。昨日までは風邪気味だとか、寒いとか、水がまだ冷たいとかゴネ気味だったけど、船に乗ったらとたんにご機嫌が良くなって、 「やっとシーズンがはじまった。今年も楽しくカヌーに乗りましょう」 と、元気になった。
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いたって乗せやすく、乗りやすいタイプではある。 天真爛漫が彼女の持ち味なり。
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お昼も彼女の担当。 今回は湯豆腐。昆布でダシをとっての本格派。 野菜や肉も一緒に煮て食った。熱くて厚い湯豆腐でビールをたらふく飲む。至福なり。日曜も仕事をしている人がいるなどとは露とも考えない。 それでいいのである。
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Kawanoが漕ぐ。 ヨタヨタと漕ぐのである。それでもだいぶに上達したけど、船が真っ直ぐに進まない。だいたいにおいて、寸(身長の意)が足りない。よって手が短い。もうちょっと前を漕げ、と言っても無理がある。 当人は、昔はもてたんだ。なぞとほざいてもみせる。しかし、笑止なり。フンと笑ってやるのである。
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