3月1日、この日は魚釣りの解禁日でもあるが、たまたま日曜日に重なり川は釣り人が多かろうということで、示し合わせてカヌーに乗ることにした。
天気も良く、水も多い。暖かいカヌー日和となった。メンバーは、Kawanoにかにさん。他のメンバーは、日曜に関わらず仕事をしているやつ。島流しにあって帰れないやつ。腰痛でそれどころではないと、のたまうやつ。
様々であります。
水はいまだに冷たいが、川には光があふれている。こんな日には光が舞うのである。
この程度の川は彼女にとってはなんでもない。ノンビリと悠々と下っていく。球磨川の大波を、アハハハハッと笑いながら越えていくのであるから、なんでもないのである。
それに比べてKawanoはどうだい。へっぴり腰である。上体が後ろに反っている。この程度の流れが恐いのである。確かに、沈でもすると悲惨な目にあうことは自明の理ではあるが、こけるかもしれないという気持ちがどうにもあさましい
この二枚の写真では、二人ともパドルが水についてない。片や、余裕があってそうなり、もう一方は足が地に付かない状態で腕が縮こまっている。マァ、元々が手が短い。
光の中で漕ぐ。 暖かい風と、春の太陽が降り注ぐ美しくも素晴らしい環境はある。しかし、船が思うように動いてくれない。水流に押され船はあらぬ方角を向く。流れに逆らって漕げどもパドルは水をつかまない。
今年こそは少し上達しようよ。ロールもできるようにならなきゃいけないし、まともに漕げるようにもならなきゃいけない。四十も半ばを過ぎたけれども、四十の手習いだねぇ、ご同輩。
わたしゃ、お主がいてくれるからとっても楽しいわい。