私たちは次のようなコンセプトでワインづくりに取り組んでいます

コンセプト1  「神々の降り立った土地でいにしえの酒を作る」
 「その昔、高天原(天上界)で太陽の女神であるアマテラスオオミカミが弟スサノオノミコトの乱暴狼藉に嫌気がさして天岩戸(アマノイワト)に姿を隠してしまう。この世は真っ暗になってしまい、困った神々は一計を案じ、天岩戸の前でかがり火を焚き、宴を催す。そこではアマノウズメノミコトという女神がユーモラスな舞を舞う。あまりに楽しげな様子をいぶかしんだアマテラスオオミカミがぴったり閉じていた岩戸を少しだけ引き開けられたとき、怪力のタヂカラオノミコトがここに手を差し込んでこれを開き、この世にまた光が戻ったと」いう話が古事記にあります。
 その太古の宴で神々はお酒を召し上がったであろう、そしてそれは木の実酒(山葡萄などのワイン)であったろうと想像します。穀類からの醸造よりもずっと古い技術ですし、この地の名産の焼酎はそれこそ500年位前に始まった新しい飲み物なのですから。
 このアマテラスオオミカミの孫であるニニギノミコトが、アメノウズメノミコトやタヂカラオノミコトらを引き連れて高千穂に降臨されたのですから、この霧島のあたりこそがまさに日本のワインの発祥の地でもあろう!と想像を膨らませました。神々の降り立たれたこの地で、長い時に想いをはせながらワインを造ろうということなのです。


コンセプト2 「地域で作る」
 自社農場に加え、近隣の農家と手を携えて美味しいぶどうを造ります。肥料の中心は地元の畜産農家からいただく堆肥です。その他農業資材も可能な限り地元企業から購入しています。肥料、農業資材、容器はもちろん、各種機械のメンテナンスなど、地元の企業との連携を最大限に生かしています。また、雨対策や病害虫対策にも地元の農家、企業、高専、大学、各研究機関の知恵を結集しています。

コンセプト3 「地場産品とのコラボレーション」
 おいしいワインのあるところには、必ずおいしい地場産品があります。この地域は牛・豚・鶏・乳製品、さらに野菜などの大生産地です。こだわりを持って生産されているすばらしい食材がたくさんあります。これらの食材と一緒になって美味しい食卓を造っていく、発信していく、そんなワインを目指します。

コンセプト4 「みんなでつくる」
 ぶどうの苗を植える時、たくさんの方がこの木を育てるお金を出してくださいました。おかげで苗はすくすくと育ち、こうしてワイナリーが生まれました。この方々には感謝の気持ちを込めて毎年春にワインをお送りしています(所定の回数がございます)。
 この方々を中心にワイナリーを支える強力なボランティア団体「ぼんち騎士団」があります。苗植えや剪定、芽かき、摘み取りと様々な作業を手伝ってくださる助っ人集団です。ぼんち騎士団なくして都城ワイナリーはありません。参加は自由。お気軽にご加入ください。各種作業、イベントのお知らせをいたします。