講座No.3「化学肥料と有機肥料」

2006.9.30 13:00〜15:00

場所:都城高専AVR室
講師:宮崎大学農学部足立勝助教授


 午前中に引き続き足立助教授の農工連携基礎技術、「化学肥料と有機肥料」を行いました。必ずしも化学肥料が×で有機肥料が○ではないこと。また化学肥料・有機肥料にかかわらず肥料のやりすぎで土中の硝酸態窒素が増えすぎるといろいろな弊害が出てくること。食料自給率が42%と先進国中最悪の状況では化学肥料や農薬の適切な使用も必要であることなど勉強になりました。
 ビジネス的には日本の農産物を中国などが求めている、特に米や果物などこれから輸出にも目を向ける時期に来ているという話は、都城の農業の将来を考えると参考になりました。

中国四国農政局が中国人留学生を対象に行ったアンケートのPDFはここからダウンロードできます。中国人の購買動向がわかります。まだ米や牛肉は輸出できないようです。梨・リンゴはいいがぶどうはだめ。
http://www.chushi.maff.go.jp/sesaku/export/18sokusin_enq/


午後も多くの人が熱心に受講しました

都城盆地の課題の一つ、硝酸態窒素の話も詳しく説明されました